アットホームチャンネル
自殺願望を持つアルさんが看護学校に行くためにお力添えください
販売期間
2023/09/23 08:00 - 2023/11/30 14:59
今後の展開
2024年1月〜3月にオフ会を開催予定です。
2024年4月に看護学校に入学予定です。
入学式後に食事会を開催予定です。
集まった金額
3,400,000円
目標金額
3,250,000円
達成率
104.6%
参加者数
248人
このプロジェクトについて
※銀行振込ご希望の方は以下のフォームよりお申し込みください※
https://forms.gle/RRiMGrHLwuPMAFVB7
▼はじめに
初めまして。
YouTubeでホームレスの方々の人生に焦点を当てたドキュメンタリー番組『アットホームチャンネル』の運営を行っている青柳と申します。 このページをご覧頂き本当にありがとうございます。
アルさんに生きる活力を持ってもらうため今回のブロジェクトを立ち上げました。 何卒、最後までお付き合いください。
▼「z世代の子供達」
YouTuberとして3年間、僕は様々なホームレスの方々のお話を聞かせて頂きました。 その中で僕が最も驚いたのは『Z世代のホームレス』の方々の存在でした。
「お金」も「家族」も「帰る家」もある、だけどホームレス。 彼らは僕がこれまでお話を伺ったホームレスの方々と何から何まで違っていました。
Z世代のホームレスの方々のお話がもっと聞きたい。もっと彼らについて深く知りた い。
そんな思いから番組Twitterにて以下のような募集を行いました。

この募集に思いの外多くのお問い合わせを頂き、実際に数名の方にお会いしてお話を伺わせて頂きました。
募集から1ヶ月ほど経った頃、1通のDMが僕の元に届きました。

この送り主こそが飛び降り自殺により後遺症を抱えるアルさんでした。
▼アルさんとの出会い
僕はすぐにアルさんとお会いすることにしました。
待ち合わせ場所の渋谷109前に現れたアルさんは黒髪に黒いマスク、白黒のボーダーニットに黒いスカートを履いた、いわゆる『地雷系』や『バンギャ系』『サブカル系』と呼ばれるような出立ちでした。
『コンビニでお酒買っても良いですか?』
これがアルさんの第一声でした。僕は驚いてその理由を尋ねたところ『初めて話す人とは緊張して上手く喋れない』とアルさんは教えてくれました。
コンビニで度数の高いサワーを購入し、それを持って渋谷道玄坂のホテル街に続く石階段に移動、そこに腰かける形でアルさんの撮影はスタートしました。
人見知りや、そこから来る緊張をお酒で押し殺してまで、アルさんはなぜ出演を希望したのか?
その答えを知るため、僕はカメラを回しました。
以下、その際の動画です。
【Z世代のアルさん(22)がマンションから飛び降りた理由を伺いました】
この動画内でアルさんが語った現在に至るまでの経緯を以下にまとめさせて頂きます。
・アルさんは22歳、大阪在住
・3歳から看護師になる事を夢見ており16歳の時に5年制の看護学校に進学
・これまでに父親が3度変わる
・父親が変わるたびに家の中で居場所失っていく
・3人目の父親から『邪魔だから家を出て行け』と言われる(その際に母親の擁護はなかった)
・18歳で家を飛び出しホームレスになる
・ホテルやネットカフェ、友人宅やネットで知り合った男性宅を転々としながら看護学校に通う日々を送る
・金銭的に行き詰まり18歳で風俗店に住み込みで勤務を始める
・20歳になった時、自分でアパートを借りる
・週6の風俗勤務と学業の両立に心身ともに疲弊し看護学校を休学
・自暴自棄になりホストクラブで稼いだお金を散財するようになる
・半年後、その時の自分を省みて350〜400錠の安定剤などを飲む
・『生まれ変わりたい』そんな思いで気が付けば自宅アパートの4階から投身
・一命は取り留めたものの、左下半身麻痺、至る所の骨は粉末骨折、脳には高次脳性機能障害が残り、左目は失明してしまった
・投身がきっかけとなりアパートは解約、休学していた看護学校は退学となる
・形成外科、整形外科、精神科、への入院が1年ほど続く
・体は何とか動かせるようになったが投身の経緯から身元引受人がいない事には退院を許可してもらえなかった
・母親に頼ることを決意するが受け入れを拒否されてしまう
・グループホームへの入所を条件に退院が許可され、現在は大阪府内のグループホームにて生活している
アルさんのお話を伺いながら、その壮絶さに僕は何度も言葉を失ってしまいました。
体当たりの路上インタビュアーとしてあるまじき事だとはわかっていながら、気がつけば『掘り下げたり』『深掘りしたり』する事なく、僕はただただアルさんの話を聞いていました。
今になって思えば、淡々とそんな壮絶な経験を語るアルさんを前に『本当ですか?!』『ウソでしょ?!』なんて軽はずみなリアクションをしてしまいそうな自分が怖かったのかもしれません。
アルさんの体中に残る痛々しい傷跡を前に、そんな事が許されない状況だとちゃんと理解した事だけが、この日僕がした唯一の仕事だったかもしれません。
『私の話を聞いて甘えだと思いますか?』
それは突然のアルさんからの問いかけでした。突然の質問に対して僕はアルさんに上手く返答できなかった事を今でも後悔しています。
アルさんの経験に度肝を抜かれ食い入るように聞くだけだった僕が、アルさんのこんな質問の答えを持っているわけもなく『わからない』という事をただ、くどくどと返答してしまったのです。さらにアルさんは続けました。
『自分では甘えじゃないと思っているがわからない。これが甘えなのか、どこまでが甘えなのか、どこからが自力で頑張っているのか、どこまで甘えて良いのか…わからなくて。こんな経験を話して良いのかもわからない。けど私の話を聞いて“同じような人間がいた“って1人でも安心感を得て欲しい。そう思って出演しました。』
さらにアルさんは動画の最後に、今も看護の道を諦めていない事を教えてくれました。
『リエゾンナースになりたくて今は自分なりに頑張ってます。』
リエゾンナースとは精神看護を専門とする看護師の事で、悩みを聞いてカウンセリングを行ったり、リラクゼーションのための色々な工夫をしたりします。
そのリエゾンナースを目指す理由として『自分みたいな人を救う事で、自分も救われたい』と。
お酒で緊張を押し殺してまで僕に会い、非難を覚悟で自身の経験をカメラの前で語った理由は『誰かを救いたい』というアルさんの看護の精神に他ならなかったのだと僕は思いました。
環境のせいか、あるいは個人の性格なのか、はわかりません。
ただ事実としてアルさんは甘える事が許されない環境で育ち、誰かに甘える事なく生きてきました。
だからこそ『甘える』という事と向き合った時間は人の何倍も長く、それは僕らの想像を遥かに超えていると思います。
僕のチャンネルのコメントには『こんなのホームレスじゃない』『甘えんな』などの辛辣なコメントも多くあります。特にZ世代を取り扱った動画には通常よりもそうしたコメントが多く寄せられる傾向があるように感じます。そういったコメントをアルさんも目にしたでしょう。
その上で出演を覚悟したアルさんが突然僕に投げかけてきた『甘えだと思いますか?』という質問は『甘える』という事を知らないが故の『不安』でしかなかったのだと思いました。
▼再会そしてクラウドファンディングへ
最初の動画を公開してから1ヶ月ほどが経った頃、僕はアルさんの生活風景を見せて頂くために大阪を訪れました。
以下、その際の動画です。
アルさんの入所しているグループホームは大阪の郊外にありました。
遠目には普通のマンションのように見えたその場所は、近づくにつれてお世辞にも豪華な建物だとは言えない場所である事がわかりました。
仮にその場所が賃貸であっても、若い女性の部屋探しの中で選ばれるような建物ではない、失礼ながらそんな印象を持ちました。
それでもアルさんのお部屋の中は白を基調として綺麗にされていました。
早速、お部屋でカメラを回し、アルさんの進捗を伺いました。
『また風俗で働こうと思ってます』
前回『看護の道にまた戻りたい』と言っていたアルさんに今の状況を尋ねた際、アルさんはそのように答えました。
『風俗は精神的に疲れるからもうやらない』と言っていたアルさんがなぜそのような決断をしたのか?僕は正直驚きました。
その理由はやはり『お金』でした。
看護の道に進むためにはどうしてもまた看護学校へ通う必要があります。
現在受給している障害年金で学費までを賄うことは難しく、とは言えアルさんの体では業務内容や稼働時間が大幅に制限されてしまうため、短時間でまとまったお金を稼ぐことができる風俗へ、というアルさんなりの決断でした。
それを聞いた僕は素直に『頑張って下さい』とは言えませんでした。
誤解のないようにお伝えしておくと、風俗で働くと言うアルさんを応援できなかったのは性産業への差別や偏見では断じてありません。 僕自身、そうした性産業に勤めていた経験もあり、風俗やAVなどの業界にいる友人が今でも多数います。 もちろん、そうしたお仕事をしながら大金を稼いで自分の夢を実現する方を何人も見てきました。
僕がアルさんを応援できなかった理由は『アルさんが性産業に向いていない』と思ったからです。
アルさんは風俗で働きながら、休学、ホスト、アルコール依存、投身、退学…と風俗が夢へ近づけるどころか遠ざけてしまった印象を僕は持っていました。
ただでさえ『風俗は精神的に疲れる』と仰っていた上で、リストカットで傷だらけの腕、体中には粉砕した骨の代わりにボルトが入り、左目は失明しているアルさんを前に、大袈裟かもしれませんが風俗で働けば『今度こそ本当に死ぬのでは?』とすら考えてしまい、僕にはどうしても『頑張って』とは言えませんでした。
ここまでが今回このプロジェクトを立ち上げさせて頂いた経緯です。
ここまでの経緯を踏まえ皆様にお願いです。
彼女の夢を叶えるため、そして二度と彼女が自殺という道を選ばないためにも、どうか以下の支援にご協力いただけないでしょうか。
何卒よろしくお願い致します。
▼ご支援金について
今回のご支援金のゴールを3,250,000円に設定させて頂きました。
その理由をご説明させて頂きます。
まずアルさんが志望する看護学校の入学から在学期間内(2年間)にかかる学費は合計で①【1,408,020円】になります。
以下、その内訳です。

※尚、アルさんのプライバシー保護の観点から学校名は今後も伏せさせて頂きます。万が一、看護学校に合格出来なかった場合、受験費用又は浪人後の学費等に充てさせて頂きます。何卒ご理解のほどよろしくお願い致します。
【アルさんの現在の収入】
障害年金66,000円/月
撮影時にはそれにコンセプトカフェのアルバイト代が50,000円/月あるとの事でした。しかし、その後にお店側に給料の未払いなどのトラブルが発生し、現在は障害年金のみで生活されております。
【主なアルさんの支出】
・グループホーム家賃 45,000円/月(水道光熱費込み)
・携帯代 15,000円/月
・定期診察 5,000円/月
合計-60,000円
毎月の支払いを行った後、アルさんの手元に残るお金は5,000円〜6,000円になります。
コンセプトカフェでアルバイトしていた時の収入50,000円がアルさんの生活最低限必要なお金でした。
その50,000円/月があれば、その他のアルバイトなどを行わず学業に専念して頂けます。
看護学校は授業や実習などが忙しくなる事が予想されます。
避けるべきはアルバイトなどで心身をすり減らし以前同様、休学や退学などになってしまう事だと考えました。そのため学費に加え、アルさんのアルバイトして稼いでいた生活費を支援の中に加えさせて頂きました。
50,000円×24ヶ月(在学期間)=②【1,200,000円】
【①+②=2,608,020円】
3,250,000円(目標金額)-650,000円(サービス利用手数料20%)=2,600,000円
これが今回、目標金額を3,250,000円にさせて頂いた理由になります。
▼リターンについて
Aコース 1,000円
お気持ちのみ
Bコース 5,000円
お礼動画(メールにて送付いたします)
Cコース 10,000円
お礼動画(メールにて送付いたします)
アルさんの活動報告LINEオープンチャットへの招待 (購入後7営業日以内に招待メールをお送りします)
Dコース 30,000円
お礼動画(メールにて送付いたします)
アルさんの活動報告LINEオープンチャットへの招待 (購入後7営業日以内に招待メールをお送りします)
※リターンはCコース同様となります。
Eコース 50,000円
お礼動画(メールにて送付いたします)
アルさんの活動報告LINEオープンチャットへの招待(購入後7営業日以内に招待メールをお送りします)
※リターンはCコース同様となります。
Fコース 100,000円 (枠数:30)
お礼動画(メールにて送付いたします)
アルさんの活動報告LINEオープンチャットへの招待(購入後7営業日以内に招待メールをお送りします)
アットホームチャンネル運営が主催のアルさんオフ会に招待
Gコース 500,000円(枠数:20)
お礼動画(メールにて送付いたします)
アルさんの活動報告LINEオープンチャットへの招待(購入後7営業日以内に招待メールをお送りします)
アットホームチャンネル運営が主催のアルさんオフ会に招待
看護学校の入学式後にアルさんと食事会(アットホームチャンネル運営スタッフも同行いたします)
※オフ会や食事会の交通費は支援者様ご負担となります。場所は東京もしくは大阪のどちらかになります。予めご了承ください
※食事会は基本的に複数の購入者様で同時開催とさせていただく予定です。
▼最後に
コロナで大変なご時世の中、皆様にご支援をお願いすることとなり恐縮ではございますが、僕1人の力でできる事の限界を感じてしまい誠に勝手ではありますが皆様にご支援を求めさせて頂いた次第です。
アルさんの進捗状況に関しては当チャンネルにて定期的に動画として皆様にお伝えする事はもちろん、一定額以上ご支援頂いた皆様には学校を卒業するまでアルさんから直接日毎の進捗などを受け取れるようにLINEオープンチャットにご招待させて頂く事を予定しております。
アルさんはこれまで誰にも甘えずに生きて来られました。
誰にも甘えられなかった、と言った方が正確かもしれません。
その結果、アルさんの心と体は傷だらけになり、このまま『甘えられない』状況の中、夢を叶える事はとても難しいです。
僕は今回ばかりはアルさんに思いっきり甘えさせてあげたいと思ってます。思いっきり頼らせてあげたいと思ってます。
突然の『甘えだと思いますか?』というアルさんからの問いに対して、あの日の僕は答えを見つける事ができませんでした。
『甘えなんかじゃないし、もっと甘えて良いと思う』
アルさんに言えなかった言葉を今回のクラウドファンディングを通じてアルさんに伝えたいと思ってます。
最後まで読んで頂き本当にありがとうございます。
どうか皆様のお力をお貸し下さい。ご支援の程、何卒よろしくお願い致します。
アットホームチャンネル
青柳貴哉
登録者16万人のYouTubeチャンネル『アットホームチャンネル』を運営(2023年9月現在)
『ホームレス』の人生に焦点を当て、2020年4月にチャンネル開設後100人以上のホームレスにインタビューを行っている

Aコース
¥ 1,000
獲得できる権利/モノ

Bコース
¥ 5,000
獲得できる権利/モノ

Cコース
¥ 10,000
獲得できる権利/モノ
①お礼動画(メールにて送付いたします)
②アルさんの活動報告LINEオープンチャットへの招待(購入後7営業日以内に招待メールをお送りします)

Dコース
¥ 30,000
獲得できる権利/モノ
①お礼動画(メールにて送付いたします)
②アルさんの活動報告LINEオープンチャットへの招待(購入後7営業日以内に招待メールをお送りします)
※リターンはCコース同様となります。

Eコース
¥ 50,000
獲得できる権利/モノ
①お礼動画(メールにて送付いたします)
②アルさんの活動報告LINEオープンチャットへの招待 (購入後7営業日以内に招待メールをお送りします)
※リターンはCコース同様となります。

Fコース
¥ 100,000
残数/販売数
19/30
獲得できる権利/モノ
①お礼動画(メールにて送付いたします)
②アルさんの活動報告LINEオープンチャットへの招待(購入後7営業日以内に招待メールをお送りします)
③アットホームチャンネル運営が主催のアルさんオフ会に招待

Gコース
¥ 500,000
残数/販売数
19/20
獲得できる権利/モノ
①お礼動画(メールにて送付いたします)
②アルさんの活動報告LINEオープンチャットへの招待(購入後7営業日以内に招待メールをお送りします)
③アットホームチャンネル運営が主催のアルさんオフ会に招待
④看護学校の入学式後にアルさんと食事会(アットホームチャンネル運営スタッフも同行いたします)

アルさん食品支援コース
¥ 3,000
獲得できる権利/モノ
いただいた支援金の全てをアルさんの食品購入費用に充てさせていただきます。

️アルさん生活支援コース
¥ 10,000
獲得できる権利/モノ
いただいた支援金の全てをアルさんの生活費用に充てさせていただきます。
例】
・Wifi契約費用
・新しいパソコン